太平洋戦争が終わって5年後、1950年の「朝鮮戦争」は敗戦のどん底から日本の経済を急激に回復させ、戦後の日本の発展を促す最初の起爆剤となりました。その、2年後には東京に戦後初の「エステサロン」が誕生。敗戦後わずか数年で、日本の富の拡大は「美」への流れとともに、大きな日本社会の潮流となっていきました。これに伴い、1950年代半ばにはすでにエステサロンチェーン店が出現。1970年代には「日本エステティック協会(当時)」が出来るなど、日本のエステは大きな産業に成長を始めました。現在では「一般社団法人日本エステティック協会」と「一般社団法人CIDESCO-NIPPON」がこの業界の二雄と言われています。
現在ではエステティシャンは多くの国で資格のある公に認められた職業となりました。
国際的な職能の競技会として知られる「技能五輪」の種目としてもエステは独立した種目としてあり、2年ごとに開かれる国際大会では世界中から数多くのエステティシャンがその技を競います。
日々の「美」への努力が世界で行われています。