鍼灸院の場合
鍼灸院を経営されているそうですが、衛生面はどのように配慮されていますか。
「「感染症にかかりませんか」とお電話で問い合わせいただくことも多々あります。こういうご時世だからでしょうか。針治療は信頼関係が重要と考えていますので、まずは衛生面で安心していただくことは大切ですね。」
どのような方法で衛生面を保っていますか。
「うちの治療院では洗浄後に試験管菅に入れて、オートクレープ(高圧蒸気滅菌器)にかけて菌を死滅させます。それからステアライザー(殺菌線保管庫)で保管します。こちらで購入した【デジタル消毒器U-2】今も使ってますよ。」
ありがとうございます。開業から4年、お客様との信頼関係を築くために色々と工夫されてきたのですね。
「蒸気で菌をやっつけて、ステアライザーで清潔さを保つ、といった形ですね、噛み砕いていうと。こういう手順を院内に掲示することで、患者さんに安心感をもってもらえないかなと試したりしました。」
掲示物で安全面を主張するだけで、患者さんの安心感は違うでしょうね。
「そうなんです。うちはご年配の方が客層としては大部分ですからね。それだけじゃなくて、滅菌・消毒の手順をホームページにも掲載するようにしました。デジカメで撮った写真をのせて簡単な内容ですがね。新規のお客さんにも安心して来てもらいたいなという思いがあるんですよ。ご年配の方だとインターネット自体ご覧にならないかもしれませんけどね。」
反響があったと感じますか。
「やっぱりそういうページがあると印象が違うみたいです。これまでの年齢層よりお若い常連さんも増えました。それでも安全面に心配な方には使い捨ての鍼を使いますけどね。」
最近はディスポーザブル(使い捨て)の鍼を使うことも業界内では多いのですか。
「そういうところもありますね。ただ、ディスポーザブルって私は逆に心配に思ってしまうところがあるんです。包装が簡易すぎるといいますか、コストがかからない分当たり前なのかもしれませんけど。安いし、紙とビニルで包んであるだけだと、『大丈夫かな』って不安がよぎって。だったら、この手で滅菌・消毒を徹底させれば!と。」
なるほど。確かに使い捨て針のメリットはありますが、安全面は一番重要ですものね。
「日本製の質のいい鍼を使うと私自身やりやすいですし、結果的に患者さんにとってもいいと思うんですよね。安全面や、こういったメリットを話すと患者さんも納得してくれますよ。」
患者との信頼関係がやはり大切なんですね。【デジタル消毒器U-2】の使い心地はいかがですか。
「使いやすいですよ。2段の網棚があるので便利ですね。鍼を試験管に入れてシャーレに乗せて、機械の中に置くだけですから。UVランプが上下2灯式というのもポイントだったかな。」
2段だと結構な容量が収納できますからね。
「お安い1段のものと迷いましたが、2段にしてよかったです。しかも2灯だからより安全な気がします。後輩が独立開業するときにも同じのを勧めたんですよ。店舗増設の際はまた頼みます!」
ありがとうございます。またご相談いただけたら幸いです。お待ちしておりますね。