レンジで代用できる? ストーンヒーターの選び方

温め方について「レンジやタオルウォーマー、調理用のホットプレートでもできますか」とよく質問をいただきます。
答えはNOです。レンジは危険ですので絶対に用いないでください。タオルウォーマーやホットプレートだと温度管理が非常に難しいのでやけどをする恐れがあります。
以前展示品のタオルウォーマーで温めてみましたが、石の温度が高温になってしまいヤケドしかけてしまいました。

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ホットストーンはどうやって温める?

ショールームの近くで治療院を営まれているD様。
ホットストーンを見にご来店されました。

初めてホットストーンの購入を検討中ということです。
というのも、お客様を治療しているうちに温熱治療の有効性を実感し、天然の石を温めて使うのはどうか、と考えたのがきっかけだったそう。
D様は個人経営のメリットを活かして色んな施術を試し、たとえばカッピング等、調べて使ってみてよさそうなものはどんどん取り入れているということでした。

「石はどのくらいの温度で温めますか?」

と聞かれましたが、一般的なストーンセラピーには45~69℃の間で行われており、ストーンをどのように使いたいか、何で温めるかでも違っています。

弊社取り扱いのストーンセラピー専用のヒーターでは、蓋を使用しない状態で、最大で60℃ほどに温められるようになっています。(蓋をかぶせることによって100℃くらいに熱せられる場合もあります。)

温かい石を使用した整体等ではしばしばポットを使用して温めている店舗もあるようですが、石を温めるために開発された製品ではないため、正直おすすめはできません。

「タオルを温めるタオルウォーマー(ホットキャビネット)で温めても大丈夫?」とよく尋ねられるのですが、こちらも答えはNOです。

これも、タオル・おしぼり用に作られた製品なので、弊社からはおすすめすることはできません。
聞くところによると、ストーンの温度が高くなりすぎた等ということです。(ショールームでも試してみたことがありますが、温度管理は正直困難でした)。

製品はお水を温めるため、おしぼりを熱するため、と目的別に作られており、万が一何か事故か何かがあったときに完全に自己責任だということを忘れずにいてください。
脅すつもりはないのですが…。
一度高温になってしまった石は、今度は逆に温度を下げるのが難しいです。放置して放熱したり、冷水や氷水に浸りたりしなければなりません。

D様の店舗では上半身(腕)、下半身(脚)とメニュー分けしているとのことで、どの箇所にも使い勝手のいい「ミディアム(8個入り)」を選ばれました。
マッサージ中に熱を消耗するため、替えのストーンを用意する必要があります。なので一度の施術に使用する箇所にもよりますが、8個あればだいたい安心です。

展示会で人気だった「クレセント」は「膝を悪くしているお客様にに使い良さそう」とD様。
またショールームにお気軽にお越しください!