ローズマリーは多年生の常緑低木で、針のような灰緑色の葉をつけ、淡い青い花を咲かせます。ヨーロッパではキッチンハーブとして親しまれてきました。
学名の「Rosmarinus」は「海のしずく」という意味で、地中海を囲むように咲いている水色の花々を思わせます。また、マリーとローズを合わせて、マリア様のバラとも呼ばれています。中世ヨーロッパで「若返りの水」と呼ばれたハンガリアンウォーターの主成分だったことでも有名です。
樟脳のような強いすっきりとしたハーブ調の香りは、心身の感覚を目覚めさせ、空気の浄化を促してくれます。集中力や記憶力を高めてくれるとも言われています。