ティートリーという名前ですが、飲む「お茶」とは全く別の種類の植物です。オーストラリア原産の7mほどの常緑低木で、湖沼の土手などによく見られます。柔らかな楕円形の葉と細かな小さい白い花をつけます。離れたところからも香りが風に乗って漂うほどの強いシャープな香りを持つ植物です。
オーストラリアの先住民族アボリジニは樹皮をカヌーや屋根の材料として使い、葉は熱湯に浸して傷薬や風邪薬として使っていました。南半球のラベンダーとも言われています。
すっきりとした香りは、精神的な落ち込みや無気力になってしまった心を、リフレッシュさせ、よみがえらせてくれると言われています。