パチュリはインドネシアに多く分布し、熱帯地帯の湿気が多い場所に分布する多年草です。草丈は70~100cmほどに生育し、しっかりした茎とシソの葉に似た葉を枝分かれして広げ、紫かがった白い花をつけます。
精油は葉の部分から採油されますが、雨季に収穫された若葉から取れる精油がもっともよいとされています。また英名のpatchouliの語源はタミール語(インド南部の部族の言語)からという説があり、植物の特徴そのままの「緑の葉」という意味を持っています。
墨汁のような深くスモーキーな香りは男性用の香水にも数多く使われており、イライラを鎮め深いリラクゼーションをもたらします。香りの強い精油ですので使用量には注意が必要です。