バジルは草丈20~70cmくらいまで成長する1年草で、小さな白い花をつけます。アジア原産のハーブで、日本ではメボウキ(目箒)の名で知られ、昔から薬草として使用されてきました。現在ではイタリア料理を始めとした西洋料理に幅広く使われているポピュラーな植物です。
バジルの学名のbaslicumはギリシャ語で「王者にふさわしいもの」という意味を持ち、魔よけのハーブとして王家の庭に植えられていたのでこの名がついた、という説があります。またインドの民話でもバジルは神に捧げられたものとされており、人間を守ってくれる植物であると考えられていました。
グリーン調の甘さとスパイシーさが感じられる香りは意識をすっきりクリアにし、集中力を高めてくれます。