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現代女性は仕事や家事、子育てに介護など、忙しい毎日を送っています。
年齢を経る中で全女性が経験するのが「更年期」。その症状は、不安、落ち込み、イライラ、不眠ほか多岐にわたります。
女性ホルモン減少に加えストレスが影響して、自律神経のバランスも崩れ、様々な心身の症状が現れます。
そんなデリケートな世代へ向け、症状緩和やストレス解消の目的で専門医監修のもと制作されたのが本作「更年期にやさしい音楽」です。
小鳥のさえずり、せせらぎ、波の音などの自然音と美しい音楽が心身をリラックスさせ、自律神経を安定させます。今回更年期世代の女性50名を対象におこなった楽曲の印象調査では、85%以上が「安らぐ」「リラックスできる」、次いで「爽やか」「優しい」と回答しました。
心地よい音楽を生活に上手に取り入れながらクオリティ・オブ・ライフ(生活の質の向上)を目指す、エイジング・ツールの誕生です!
視聴サンプルは以下から再生可能です
更年期にやさしい音楽 | ||
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曲名 | 視聴 | |
01:新しい一日 | 4:29 | |
02:風の吹くままに | 7:53 | |
03:柔らかな日差し | 8:58 | |
04:涼風 | 9:37 | |
05:変わりゆく流れ | 7:15 | |
06:母の海 | 7:48 | |
07:花の時間 | 8:05 | |
08:明日を信じて | 8:11 |
監修 : 皆川 恵子(ウィミンズ・ウェルネス銀座クリニック・心療内科医・精神科医)
POMSとは、気分の状態を6つの尺度で測定する心理テストで、心療内科の領域では、治療効果を判定する尺度として使われるツールの一つです。6つの尺度とは、「緊張」 「抑うつ」「怒り」「活気」「疲労」「混乱」です。
このCD聴取前と聴取後にPOMSを施行し、これらの6つの尺度にどのような変化があらわれたのか検証してみました。対象は46人の健康な男女(男性17名、女性29名)です。CD 聴取前後の男女のデータをご覧ください。(グラフ1、2)
聴取前後において、最も数値の改善を認めたのが「疲労」であり、次いで「不安・緊張」「怒り・敵意」「抑うつ」の項目でした。これらから、このCDを聴くことにより、疲れた感じや重たい気分、イライラ感などが回復してリフレッシュし、リラックスできて、不安感や緊張がとけるという効果が期待できるのではないかと考えます。
アルバム全体のイメージに対してのアンケート回答では、85%以上の方が「安らぐ」「リラックスできる」という印象を持ち、次いで75%以上が「爽やか」「優しい」「癒される」「ほっとする」等のイメージを自覚されています(複数回答)。
今回開発された音楽のストレス低減効果について、調査を実施しました。対象者は簡易更年期指数(SMI)該当の女性12名(平均年齢46.2歳)。約30分間「更年期にやさしい音楽」を聴かせて、その試聴前後にCDに関する有効性の調査として、唾液内コルチゾール値の測定、およびVASアンケートを行いました。
音楽試聴前に対して、試聴後では唾液コルチゾール値が有意に減少しています。ホルモンの一つであるコルチゾールは、一過性のストレスに対して一時的に上昇し、 その後数時間でもとのレベルまで戻るという反応を示す指標と考えられています。このことから、音楽を試聴することにより、ストレスが軽減されることが推察されます。
プラスの感情である「爽やか」「元気」「安らぐ」「すっきり」「ほっとする」「リラックス」に関して、試聴前後で有意差を持って上昇しています。マイナスの感情である「不安」「だるい」「イライラ」のスコアは音楽試聴後に減少しており、中でも「イライラ」に関しては有意差を持って減少しています。これらのこと、音楽を試聴することによって、感情が落ち着き、活力が出てきていると考えられます。
以上の結果、本CDに収録されている音楽にはメンタル面において、落ち込んだり、イライラする等のストレスを解消することで不定愁訴を緩和し、気持ちを落ち着かせるとともに前向きに促す効果があると推察されます。